１週間ほど韓国に出かけてきました。

最近入ってくる韓国に関する情報に、あまりいいものはありません。 対外債務の増大、国内消費の低迷、政治的な混乱、そんな情報ばかりが入ってきます。

そんな情報ばかりを目にしていると、韓国の企業は全部倒産してしまって国すら無くなってしまう。 そんな風に思えてきたりもします。
でも実際に町を歩き、そこで暮らしている人とふれあってみると、考え過ぎだったことが分かります。
確かに走っている車の量が少なくなったり、繁華街を歩いている人の数は少なくなっています。 だからといって人の心の中が変わってしまっているわけではなく、以前と同じよき隣人たちだと感じました。

全速力で走ってきていた人たちがちょっと立ち止まって、さあこれからどっちに向かって歩き出そうかを考えている。 経済発展が全てではない、そんな価値観が芽生えてきそうな印象を受けました。

本当は日本人が身につけなければならない価値観だと思いますが、もう手遅れになりかけているように思います。