私はアメリカという国が好きになれません。

実際に訪れたことがあるわけではないのですが、小さい頃からあまりいい印象は持っていません。

　アメリカのどこが嫌いかというと、世界の正義は我にありという態度です。

歴史の浅い多民族国家が一つにまとまって進んでいこうとすると、いろいろ内部に問題は抱えてはいるけれども、私の住んでいる国が 世界で一番優れた国だと国民に信じさせるのが一番の方法だと思います。 そういう点からするとアメリカという国は大成功を納めているのかも知れません。

　ただ、国の存在目的をその一点に集中しすぎると、自国民に我慢を強いるような決定は出来なくなるのかもかも知れません。 それが自由競争をうたい文句にしながら保護貿易政策に走らせたり、CO2 排出削減に消極的な態度をとらせているように思います。

考え過ぎかも知れませんが、 アメリカという国は自国民の機嫌をとるためには他の国の一つや二つはつぶしかねない国ではないかと思えてきます。

私の思い過ごしならいいのですが.....