私たちの進んでいる道

(2001/01/01 掲載)


 自分の置かれている状況や世の中の動きに疑問や不満を感じた時、皆さんはその疑問や不満をどのように解消されているでしょうか?

 私は、自分一人ではどうしようもない問題だと決め付けて頭の中から追い出すという方法を採っていました。
でも考えなくなるということは、問題を先送りして自分の任期満了を待っている人達のレベルに自分を合わせているようなものだとと思います。

 「最近、この国はおかしい。」いろんな所で聞く言葉です。

警察の不祥事、政治家のモラル低下、家庭内暴力、少年犯罪の凶悪化、学級崩壊、学生の学力低下、不景気、失業者の増加、ホームレス、経済界の規範の乱れ等々、 はしゃぎ過ぎのマスコミが大袈裟に取り上げている面もあるかもしれませんが、
「この国は一体どこに向かって進んでいるのだろうか。」本当に心配になります。

「この国は一体どこに向かって進んでいるのだろうか。」
私も思わず使ってしまったこの言葉、問題提起をしているように聞こえますが、傍観者という立場から評論しているように思います。

 家庭の主体がその家庭を構成するその家族であるように、国の主体は国民です。 そのことを忘れて原因ばかりを云々している。

 傍観者ではなく主体となって進む道を創っていく、皆さんご一緒にどうですか?


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